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市民向けキャンペーンコンテンツWAKE UP!仙台「今月の分別人」3月号

みずほ台地区子ども会:齋藤央江さん、酒井知法さん、山岡裕子さん 子ども会・町内会必見?!
集団資源回収量をアップさせるコツって何?

宅地造成が続き、人口流入が続くまち
年間行事も盛んに行うみずほ台地区子ども会

泉区みずほ台と、上谷刈の一部にまたがる「みずほ台地区子ども会」には、216人の児童と175世帯が入会しています(2016年3月14日現在)。地下鉄南北線八乙女駅が整備されて以来、この地域には宅地が造成され続けてきました。最近もみずほ台の一部が新たに造成され、お子さんを持つ世帯が家を建てたため、ますます児童の数が増えてきました。
みずほ台地区子ども会では、さまざまな行事や活動に取り組んでいます。1年で一番大きな行事は、7月下旬の夏祭り。隣接する虹の丘と合同で行われており、祭り当日にかつぐおみこし作りが子ども会の担当になっています。夏休み期間中のレクリエーション活動や、年度末の歓送迎会も行われます。そして、それらの活動の運営資金として、子ども会で行う集団資源回収の奨励金が活用されています。

回収量は市内全団体平均の倍以上!!
その量の多さには、さまざまな理由があるんです

実はみずほ台地区子ども会の集団資源回収量は、市内全団体平均の倍以上もあり、昨年、市から感謝状が贈られました。1年に8回実施される集団資源回収では、多い時は1回で約9トンもの資源が集められます。なぜこれほどの資源物を集めることができるのでしょうか?大規模マンションで副班長を務める山岡さんは「うちのマンションのごみ集積所は、各棟のエントランスから離れていて、市の回収日に集積所に持っていくのは少し大変なんです。でも集団資源回収の時は各棟のエントランスに置けばいいので、楽なんですよ。それに長年実施しているから、住民にはかなり周知されています」と話します。また新築の戸建てが並ぶエリアで班長を務める齋藤さんは「私の班は、ほとんどが引っ越ししてきたばかりでお子さんがいる世帯なので、保護者が子ども会の活動の理解があり、集団資源回収に積極的だと思います」といいます。児童が増えている地域であることはもちろんですが、長年実施している実績があり町内の方々に周知されていること、資源物の排出の仕方が簡便であること、そして保護者を巻き込んでの積極的な活動への参加が、回収量の多さにつながっているようです。

子どもたちが元気にかけ回る!
楽しく活動できる集団資源回収

みずほ台地区子ども会で集団資源回収があるというので、その様子を取材に行ってきました。まず訪れたのは、山岡さんが副班長を務める大規模マンションのエントランスです。掲示板に子どもたちが描いたポスターが設置されており、住民の目を引きます。その下には、新聞、段ボール、雑がみ、アルミ缶、布類などが各家庭できちんと分別されて排出されていました。これらの排出された資源物を子どもたちと保護者がごみ集積所まで運び、回収業者に渡します。
さらに、齋藤さんが班長を務める班にも足を運んでみました。ここでは各世帯の前に排出された資源物を児童が運び、公園に集めていきます。公園の水たまりが凍るほどの寒さにもかかわらず、子どもたちは走り回りながら、元気いっぱい地域中の資源物を集めていました。

子どもが成長し、コミュニティも育まれる
集団資源回収にはさまざまなメリットが!

地域の友だちとみんなで一緒に活動するからか、子どもたちは集団資源回収の活動を楽しんで行っているようです。その証拠に、参加率は用事がない限り毎回ほぼ皆勤なのだとか。回収の後にもらえるお菓子やジュースも、子どもたちには嬉しいご褒美となっているようです。
集団資源回収を続けることで、子どもたちや保護者の間でさまざまな変化が見られるようになりました。最初はお兄ちゃん、お姉ちゃんの見よう見まねで回収を手伝っていた子どもたちが、学年が上がると資源回収のしくみが分かり、家庭の中でも「これはアルミ缶だから資源になるね」と、頼もしい反応を見せるようになりました。また回収の途中で資源物のひもがほどけてしまった時はみんなで協力し合うなど、高学年から低学年へ、思いやりの心が受け継がれているようです。さらに、集団資源回収は土曜の朝に行うので、平日はお仕事をしている保護者同士がそこではじめて顔見知りになり、子ども会の輪が大きくなっていくというメリットもあります。子ども会の役員の皆さんは、集団資源回収は、資源物を回収してリサイクルに貢献するだけではなく、子どもの成長や地域コミュニティの構築、奨励金を活用した円滑な子ども会運営など、さまざまな効果が得られると感じています。
しかし一方で、副地区長を務める酒井さんは、子ども会の集団資源回収には課題が存在すると話します。「まだまだ回収量が少ないと思っています。たとえばマンションなどを中心に、集団資源回収の日まで資源物をストックできる場所を確保して、回収量のアップにつなげることができないか検討しています」。今度もさまざまな取り組みを実践し、班同士で協力し合いながら回収量を増やしていきたいと考える酒井さんです。